戦争中、各国が発行していた軍用手票(軍票)。
占領下・勢力下で、物資調達を目的に通貨として使われていました。
のちに政府により回収され、今ではほとんど見ることもありませんが、以下の2種類は僅かながら残っています。
■当時の明治政府や大日本帝国政府が発行したもの
■敗戦後に占領下の日本でアメリカが発行し使用したもの
その価値は、高額なもので約100万円が期待できるものも!
今はもう使えないお札なのに、驚きの金額ですよね。
このページでは、主な軍用手票の価値と買取価格をご紹介。
より高く査定してくれる買取専門業者もご案内させていただきます。
軍票の価値を知りたい方や、買取を考えている方はぜひご覧ください!
Contents
軍用手票の買取価格をご紹介!約100万円の価値がつく軍票はコレ
それではさっそく、9つの軍用手票の査定相場を見ていきましょう。
軍用手票/発行年 | 査定相場/特徴 |
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①:承恵社札 (しょうけいしゃさつ) 1877年~ | 約10,000円 | 約100,000円 |
西郷隆盛が発行した日本初の軍用手票で、5円・1円・半円の3種類があります。 |
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②:西郷札 (さいごうさつ) 1877年~ | 約10,000円 | 約100,000円 |
承恵社札に追加して使われたもので、10円・5円・1円・50銭・20銭・10銭の6種類があります。 |
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③:日清戦争軍票 1895年~ | 約1,000,000円 |
2銭5分・5銭・1両・5両・10両の5種類が発行されましたが、1両以外は残っていないと言われています。 |
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④:日露戦争軍票 1905年~ | 約10,000円 | 約300,000円 |
10円・5円・1円・50銭・20銭・10銭の6種類があり、額面によって紙の色が異なります。また金額が大きいほど高価値となります。 |
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⑤:青島出兵軍票 1914年~ | 約10,000円 | 約500,000円 |
10円・5円・1円・50銭・20銭・10銭の6種類があり、こちらも額面で紙の色が異なります。現存数により査定額へバラつきがあります。 |
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⑥:シベリア出兵軍票 1919年~ | 約10,000円 | 約400,000円 |
10円・5円・1円・50銭・20銭・10銭の6種類があり、こちらも青島軍票と同様に額面による紙の違いと査定のバラつきがあります。 |
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⑦:日華事変軍票 1938年~ | 約10,000円 | 約150,000円 |
甲号券・乙号券・丙号券・丁号券・戊号券・ろ号券の6種類があり、甲号券は縦長、乙号券以降は横長、さらに乙~ろ号券まではデザインも異なります。 |
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⑧:大東亜戦争軍票 1941~ | 約30,000円 | 約100,000円 |
大東亜戦争中に各戦地で日本軍が使用した軍票。は号券・に号券・ほ号券・へ号券・と号券があり、それぞれ戦地の通貨に合わせデザインが異なります。 |
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⑨:在日米軍軍用手票 1945年~ | 約1,000円 | 約10,000円 |
日米戦争敗戦後、アメリカ軍が日本占領の際に使用していたもので、A号券・B号券の2種類があり、額面によって紙幣の大きさが変わります。 |
表のとおり、軍用手票のなかで高い査定額となったのは、③の日清戦争時代のもの。
確認されている現存数が少なく、希少性が高いので約100万円という値段がついています。
他の④~⑥でも、30万円以上となる可能性を秘めています!
軍票の価値を知りたい方は、1度プロの鑑定士にみてもらいましょう。
※あくまでも参考の値段です。場合によっては査定額がつかないこともあります。
持っている軍用手票が表のものと一致しない場合、どうしたらいいの?
表に掲載した軍票は、各種類の代表的なもののみ。
特徴の欄にも記載のとおり、実際はもっと多くのデザインが発行されています。
ポイントは冒頭でもお伝えしたとおり【大日本帝国政府】の字があるかどうか。
⑨のアメリカ政府が発行したもの以外、すべての軍票に明記されています。
表にない軍用手票でも、まずは査定へ出されることをお勧めしますよ。
では、一体どこへ査定に出すのがベストなのでしょうか。
答えは買取専門業者!貴重なものだからこそ、プロの鑑定士がいる専門業者がお勧めです。
軍用手票をより高く売りたい!と考えている方は、ぜひ以下もご参考ください。
軍用手票を高く売るには?比較表からベストな1社をご案内
今回は当サイトのトップページ【古銭買取ランキング】をともに以下の2社を比較。
より高く買い取ってくれる1社を絞り、そのポイントと裏ワザをご紹介します。
バイセル | 福ちゃん |
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査定実績の豊富さ | ◎ | ○ |
査定額の高さ | ◎ | ○ |
利用者の満足度 | ◎ | ○ |
女性スタッフ指定 | ○ | ◎ |
買取方法 | 出張・持込 | 出張・持込 |
対象地域 | 日本全国 | 日本全国 |
公式サイト |
お勧めはバイセル!他の2社を上回るポイントとは
ご覧のとおり、買取方法や対応地域では2社とも差はありませんでした。
しかし査定実績の豊富さ・査定額の高さでは、バイセルが1歩リード。
その理由は、軍用手票を含む現代紙幣の買取実績が豊富だからです。
経験豊かなプロの鑑定士が査定してくれるので、買取額も他より高いんですね!
買取額を競わせる!より高額に買い取ってもらうための裏ワザ
買取実績と買取額が他の2社より上回ったバイセル。
しかし他社との差は、数100円~数1,000円程度なんです。
そこでお勧めなのが、バイセルと他社へ同時に査定を依頼すること。
同じ商品を順番に査定に出して、買取額を競わせるのが軍用手票を高く売る賢い方法です。
査定・キャンセルが無料だからこそできる、裏ワザですね!
高く売るには買取業者が1番!失敗の多い「手軽な出品方法」とは
ここまで、買取業者のなかでお勧めの1社、そして2社を使用した裏ワザもご紹介しました。
せっかくの軍用手票、どうせ売るならより高い金額で買い取って欲しいですよね。
でもオークションなら手軽だし、自由な値段で売ることができるよ?
確かにオークションやフリーマーケットは簡単、かつ自分の好きな金額で出品できます。
しかし、以下のように「買い手に軍票の価値が分からず売れない」ということも…。
オークション&フリマでよくある失敗の流れ
- 自由な値段をつけてネットで出品
- 売れないため結局は価格を下げることに
- 納得のいかない入札額で出品を取り消してしまう
⇒ 結果、登録料や出品料などの手数料を取られるだけで終了…。
気軽にできるインターネットやフリーマーケットでの出品。
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