最近すっかり見かけなくなってしまった2000円札。
珍しいお札、という印象も強いのではないでしょうか。
そんなイメージから、もしかして相当な価値があるのでは?
と、2000円札の売値を考えた方もいらっしゃるかと思います。
実は2000円札、現代紙幣のなかでは珍しく分かりやすい印刷ミスが存在するお札なんです。
その買値は最大で約15万円!額面の75倍もの金額で取引された記録があるんですよ。
見かけなくなったからというよりも、印刷ミスが希少な現代紙幣だからこそ値が付いているんですね。
このページでは、そんな2000円札の価値と高値が付く条件をご紹介。
高額査定が見込める買取専門業者もご案内しているので、ぜひご参照ください。
使い勝手の悪さが目立つ2000円札、使うより売る方がお得!?かもしれませんよ!
Contents
2000円札の価値は最大15万円!高値が期待できる3つのポイントはコレ
それではさっそく、2000円札の査定額や価値をご紹介していきます。
高額な買取が期待できるのは、大きく分けて以下の3つ。
1つ1つ、お手元の2000円札と照らし合わせながらご覧ください。
①:記番号の頭文字に注目!JL券は最大で15万円の価値アリ
記番号とは、すべてのお札に印字されたシリアルナンバーのこと。
本来はこの記番号、左上・右下ともに同じ英数字であるのが通常なんです。
しかし↓のとおり、印刷ミスにより2ヶ所が異なるアルファベットとなった2000円札も。
俗に【JL券】と呼ばれ、最大15万円もの高値で取引されることもあるんです!
もちろん買い物などで使用すれば額面どおりなので、見つけたら使わないように要注意。
JL券の価値をしっかりと見い出してくれる、買取専門業者へ査定に出すのがオススメですよ。
②:JL券だけじゃない!珍しいシリアルナンバーも高値が望める
記番号の珍しいお札は、印刷ミスの2000円札だけとは限りません。
正規のものでも、その配列に統一性や希少性があれば高価値が期待できるんです!
以下に代表的な高値の条件をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
高価値が望める記番号のご紹介
- 【A******A】のように同じアルファベットで挟まれている
- 【RR******R】のようにアルファベットが揃っている
- 【*123456*】や【*888888*】のようにゾロ目・連番である
- 【*122221*】や【*800008*】のように左右対称の数字である
- 【*000001*】のように番号が極端に若く、初期に製造されたお札である
この他にも、
といった紙幣も、2000円札の場合は約4,000円以上での取引が望めます。
また、数字の両サイドに記載されたアルファベットにも高価値の条件が!
Aで挟まれたものは1番最初、Zは1番最後に造られたお札のことを示しています。
この2つの英字で挟まれた通し番号も高値となる可能性がありますよ。
画像のとおり2000円以外のお札でも、高価値の条件は変わりません。
2000円札に限らず、お持ちのお紙幣はチェックしておくのがオススメです。
もし見つけたら、使わず汚さずなるべく現状を保つようにしておきましょう!
③:お札の失敗作は高価格!JL券に匹敵する価値があるエラー紙幣
こちらも記番号と同様2000円札に限らず、どのお札にも該当する高価格の条件です。
JL券のように、製造過程で何らかの印刷ミスやエラーが生じたお金も、高く売れますよ。
高値が期待できるエラー紙幣をご紹介
- 印刷ズレ
- 裏写り
- 耳付き
↑こちらの見本は5千円札のエラー紙幣。
2枚を比べると印刷が1mmほど上へズレています。
↑こちらは、今や懐かしい存在になった夏目漱石の1000円札。
裏に印刷されるはずのデザインが表にプリントされています。
↑見本の画像は板垣退助の100円札。
一部分が切り取られないままになっています。
このように、印刷がズレていたり、切り取られるはずの部分が残っていたり。
製造工程で生じたエラーは、記番号よりも希少価値が高くなる傾向があります。
見つけた場合は10万円以上、JL券に匹敵する買値だって見込めますよ!
今回は比較的分かりやすい例を挙げましたが、実際に多くあるのは1つめの印刷ズレ。
でも、数ミリのズレを素人目で見分けるのは、なかなか骨の折れる作業ですね。
そこで!少しでも怪しい…と感じた2000円札があれば、プロの査定員にお任せしましょう!
エラー紙幣や希少価値のあるお札をお持ちですか?
この記事の2000円札でもそうですが、エラー紙幣や希少性の高いお札は他にも存在します。
気になるお札があれば、是非チェックしてみて下さい!