蔵や納屋を掃除したときに出てくることが多い大判・小判。
引っ越しや遺品整理などで、あなたも見つけたことはありませんか?
今回ご紹介するのは、東京でも昭和30年代に発見が相次いだ慶長小判金という金貨について。
慶長小判は金86.28%という含有量の多さから、その価値が非常に高い金貨の1つです。
では一体、どれぐらいの金額で取引されているのでしょうか?
このページでは、
- 慶長小判の買取価格がいくらになるのか
- 高く買い取ってくれる専門業者はどこなのか
以上の2点をメインに、慶長小判で損しない取引方法をご案内します。
約400年前の歴史ロマンを感じつつ、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
慶長小判は8種類!1つ1つの価値と特徴、買取価格をご覧ください
関ヶ原の合戦で徳川家康が勝利する直前から造られ始めたこの小判。
そんな激動の時代に誕生した慶長小判の価値、まずは代表的な3つを見ていきましょう。
どれも100万円越え!慶長小判の代表的な3点
種類 / 発行年 | 査定相場 / 特徴 |
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駿河墨書小判 1595年~ | 約1,000,000円〜 |
横幅の広い楕円形になっている。 |
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武蔵墨書小判 1595年~ | 約1,000,000円〜 |
縦長の楕円形になっている。 |
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慶長古鋳小判 1600年~ | 約1,000,000円〜 |
U字の鏨(彫刻刀の様なもの)で線が彫られている。 |
3つとも確認されている数枚が少ないため、希少価値が高いようです。
実際の買取額は100万円以上、数千万に及ぶ可能性もあるといわれているんですよ!
慶長小判:その他の種類
次に、分かる範囲で慶長小判のその他の種類をまとめました。
以下の表をご覧いただき、小判に描かれた文字や絵柄をご参照ください。
慶長小判:その他の種類 |
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俗称 | 特徴 | 買取参考額 |
慶長一分判 | 慶長小判の1/4の質量で造られた長方形の小判です。 表面は、上部は扇の枠に桐紋、中央には横書きで【分一】の文字、下部に桐紋が配置され、裏面は【光次】の署名が打たれています。 | 約100,000~500,000円 |
慶長二分判 | 慶長小判の1/2の質量で造られた小判です。 表面に、上部は扇の枠に桐紋、中央には長方形の枠で【貮分(二分)】、そして下部と裏面に【光次】の署名が打たれています。 | 現存不確定のため不明 |
八両判 | 小判のちょうど8倍の質量であることから八両判と呼ばれています。 中央上部に長方形の枠の【大判】、下部には【光次】の署名があり、外周に小型の桐紋が12ヶ所打たれた大判ほどの大きさ(縦約14cm前後)の金貨です。 | 現存不確定のため不明 |
額一分判 | 慶長一分判と同様に長方形の小判です。 表面は額に囲まれた【壹分(一分)】、裏面は【光次】の署名が打たれています。 | 1,000,000~1,900,000円 |
丸一分判 | 表面の中心部に桐紋、さらに周囲にも小さな桐紋が5ヶ所、裏面は中央へ【光次】の署名があり、その周りにも桐紋が5ヶ所打たれた円形の小判です。 | 現存不確定のため不明 |
以上、現存または資料に残る慶長小判を分かる範囲でご紹介しました。
保存状態や金の含有量はもちろんですが、歴史的背景も査定の対象です。
たった1枚で時代の節目を語ることのできる慶長小判は、鑑定者をうならせる力も抜群!
当サイトでは慶長年間に造られた大判に関しても詳しくご紹介しています。
見付けた小判の中に1サイズ大きいものが含まれていたら、ぜひ大判のページもご覧ください。
正しい相場を知って損のない取引を!価値ある大判・小判こそ買取専門業者の査定がオススメ
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
今回は慶長小判の価値や買取価格、歴史的背景に触れていました。
実のところ、こうした小判・大判を詳しく紹介するサイトは多くありません。
そのため、正しい価値を知らないままオークションやフリーマーケットで損をしている人、
ネットに溢れるレプリカの相場で出品してしまう人が多いんです!
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